2016年 09月 29日
百合(ゆりね・ビャクゴウ) |
こちらはなんでしょう
答えは乾燥させた百合根(ゆりね) 漢方生薬の「百合(ビャクゴウ)」です。 おもな効能は「潤肺止咳」 肺を潤し、咳を止めてくれる作用があります。 そしてもうひとつの効能は「清心安神」 これはストレスや不安などから心が落ち着かず、不眠や動悸、多夢などの 症状がある時、精神に良い働きをしてくれるということ。
中医学では「心は神志を司る」とされ 「人の精神活動は心(=心臓)と関わる」 と考えられているそうです。 脳じゃないの?と思うのですが、心臓を患う人に鬱が多かったり 心臓移植で人格や記憶が変わったりする・・という症例があることからも あながち無関係ではないのかも?と思ったりします。
先生はよく授業で『心(しん)の神様を落ち着かせる』と 説明されるのですが、なんだか可愛くておもしろい表現だな〜と いつも思うところ。
2、3日前から咳が出て、咳のせいか胸もドキドキしているので ストレスではないのですが・・笑 この日は百合を水で戻し、さっと湯がいて白和えに加えて頂きました。
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by kyo_n_cha
| 2016-09-29 23:57
| 食薬